お茶会や体験会開催、イベント出店お疲れ様です。
独り起業家にとって、見込み客獲得のためにお茶会や体験会などのイベントは、大事な1ステップですね。
でも、集客が大変。多くの起業家にとって、イベント集客は頭が痛い問題です。集客ができないと、せっかくのイベントが単なる経費と時間、労力の無駄になってしまいます。
大きなイベントに出店するときも、集客ノルマなどがありますよね。ノルマが達成できると出展料が安くなるので、集客は本当に重要です。
やみくもに頑張ってもポイントがずれていると、人は集まりません。でも実は、独り起業の小さなイベントのお金をかけない集客方法は、とてもシンプル。ポイントをご説明しますね。
イベント企画時の大事なポイント

イベントの企画時の大事なポイントはイベントの目的を明確にすることと、ターゲットを明確にすることです。
イベントの目的
どのような目的でイベントを計画していますか?
初めてのイベント時に陥りやすいのは、イベントそのものが目的になってしまうことです。イベントのためのイベントでは、ずっと集客にも苦労し続けることになってしまいます。
イベントの目的は、何でしょう?
それは、リスト集めです。
リスト集めとは見込み客を集めることです。イベント時にアンケートや名刺交換等によって相手の連絡先を手に入れることで後々コンタクトを取れるようにします。このようにして見込み客を増やすことが目的です。
リストを集めるにはイベントの後に見込み客とつながりを保つ仕組みを作っておくことが大事になります。あらかじめ、メルマガや公式ラインに登録を促すために、登録特典のプレゼントを用意しておきましょう。

ターゲットを明確に
イベントのターゲットを明確にしておきましょう。すべての人をターゲットにすると、刺さるポイントがあいまいになり、誰の心もつかめません。
また、ターゲットによって、来やすい場所や参加しやすい時間帯等が変わってきますよね。
例えば、小学校の子供を持つママさんならば、小学校に子供たちが行っている時間帯、つまり平日の昼間が動きやすい時間になります。
サラリーマンがターゲットの場合は平日の仕事が終わった夜、または土日が動きやすい時間ですね。美容師なら、火曜日が休み、不動産会社なら、火曜日や水曜日が休みになります。
ターゲットの
- 性別
- 年齢
- 生活レベル
- 使っているSNS
- 読んでいる雑誌
- 収入
- 1日の使い方
等を明確にしておきましょう。
イベントの内容
次にイベントの内容を考えます。
イベントの内容はあなたが何をしたいか、ではなく、ターゲットが何を欲しているか、何に困って解決したいのか、ターゲットのメリットを第一に考えます。
これは、あなたがイベントに行くことを考えると、明らかですね。
欲しいものが手に入りそう、悩みを解決できそう、と思うと、興味がわきます。逆に、とてもきれいなチラシを見ても、自分に関係がないと、目にも入らないですよね。お金と時間を使って行く気には全然なりません。
このようにターゲットの目線に立つことが大事になります。
ではどのようにしたら、ターゲットの目線に立つことができるのでしょうか?
これは、リサーチするのが一番です。
では簡単なリサーチ方法をご紹介しましょう。
ターゲットが昔の自分と重なる時は、昔の自分がターゲットと同じステージにいる時に、どんなことに悩み、どんな1日を過ごしたかということをどんどん書き出してみましょう。それが1番手っ取り早いリサーチ方法です。
昔の自分とターゲットが重ならない場合は、今の理想的な上顧客の方が、どうしてあなたの顧客であるのかを考えましょう。答えが自分でわからないときは、聞いてみるのが一番です。
ターゲットの設定方法については、こちらのワーク付きの記事で詳しく説明しています。

イベントの告知


イベントの告知がうまくいかないと、認知が広がらず、ターゲットにイベントの存在が伝わりません。効果的な告知もイベントがうまくいくかどうかの分かれ道です。
告知のタイミング
イベントの内容、日程が決まったら早めに告知を開始します。
日程が決まったら、第一弾の告知をします。
早すぎるかな?という心配はありません。私の友人は、遅くとも2か月前に教えてほしいといってます。バイトのシフト調整をするには、このくらい早めが助かるのですって。
初回時は、におわせる程度でOKです。何かするんだなあ~と期待感を持たせます。当日の1か月ほど前になったら、定期的に告知を繰り返します。
何度も告知をするとしつこいようですが、メルマガやSNSの投稿は、その時見落としている人もいるので、繰り返す必要があるのです。


いろいろな角度から、イベントの紹介を通して告知をすると、マンネリ感がなくなり、スマートですね。


私も、告知を見た時に、申し込んでおこう!と思ってついつい忘れ、次回の告知の時に申し込む、ということが多々あるので、参加する方としても、申込忘れ回避で助かりました。
告知媒体
告知媒体は、SNSやブログ、メルマガ、公式ライン、チラシなどがあります。他にも、ネットの広告、折り込み広告などもあるのですが、費用が掛かるものなので、駆け出しの個人起業家は避けた方が賢明です。最初は、費用を抑え、少しずつテストを繰り返しながら拡大していくのが王道だと思っています。
メルマガ、公式ラインは、相手の受信箱に直接届けられるので、見てもらう確率がとても高い媒体です。
特に、公式ラインは、ラインのマークにつくお知らせ印を気にする人がとても多く、ついついトークをチェックするので、100%目に留まります。(中にはあのマークを気にしない人もいますが、少数派ですよね)


メルマガは、受信箱で他のメールに埋もれるので、目を引くタイトルにすることがとても重要です。
フェイスブックやインスタグラムなどのSNSは、投稿がタイムライン上を流れていくので、良いタイミングで何度も告知をする必要があります。タイミングが合わないと見てもらえないので、時間を変えて何度か告知をしましょう。
SNSは、告知だけでなく、一般の投稿や交流も盛んにして、アカウントに力をつけておきましょう。関係が密になっていないと、相手のタイムラインにひょうじされません。関係を密にするには、コメントをしあうことがとても大事になります。”いいね”だけでは、交流になりません。
ブログやホームページは、一度書いた記事が溜まるので、何度も告知をする必要がありません。見やすいところにお知らせを貼っておきましょう。
チラシは、ポスティングや置きチラシなどですが、見られる確率は低いものです。すでに顧客になっている人に手渡しするのなら、有効ですが、ポスティングは、その地域でターゲットに配れる確率が低いですね。また、ポストにあるチラシは、「迷惑チラシ」と一緒にゴミ箱に直送になることがほとんどです。
一方の置きチラシは、目に留まる確率が低いので、反応率は期待しにくいです。
また、チラシは費用が発生することも考慮に入れましょう。
チラシ以外の媒体は、普段から育てておくことが一番大事になります。SNSで交流している人のイベントなら行ってみよう、と思うし、メルマガで親しんでいるひとなら、一度会ってみたい、と思うものでしょう?
いよいよ人が集まらない!と不安になったら、直メッセージで丁寧にお誘いしましょう。来場くださったら、丁寧なお礼を忘れずに。相手の方のイベントにも参加しましょう。お互い様の精神が大事ですよ。
イベントの集客のやり方のまとめ
企画時に、ターゲットを明確にします。そして、ターゲットが普段から抱えている悩みを解決することや、興味にこたえるような内容を考えましょう。
イベント当日までに、イベント時に登録してもらうメルマガや公式ラインを用意し、登録特典を準備しておきます。メルマガやLINEに登録してもらうことで、見込み客になってもらうのですね。
告知は、なるべく早くから、数回行います。使う媒体は、SNSやメルマガ、ライン、ブログやホームぺージがよいでしょう。チラシは、印刷代などがかかる割に、反応率が低いので、あまりお勧めではありません。
最後に、とても大事なポイントです。
SNSやブログ、メルマガなどで、関係性を構築しておくと、集客もスムーズになりますよ。イベントの予定が直近になくても、今すぐ取り掛かってくださいね!